税金を使わない地域の活性化イベントを仲間と企画し、
昨年11月出雲大社大阪分祠の境内をお借りして「関西こども建設王国」を開催。
その仲間と「一般社団法人 未来建設プロジェクト」を設立しました。
設立に至る時代背景
現在、日本の1700を超える市町村と47都道府県、ほぼ全ての自治体が国からの交付金と借金に頼って運営しています。
今後、人口減少や少子高齢化によって国や都道府県、市町村の収入は減り、支出は増え続けていき、どの自治体でも程度の差はあれども行政サービスの低下は避けられない。
当然堺市も同じです。
そんな中で、大阪維新の会はこれまでの古い政治のように「借金や増税」で国民や次世代に負担を求めるのではなく「改革と成長」でお金を生み出すために、行政組織や在り方そのものの改革の必要性を訴えてきました。
その行政組織を動かすために、まずは政治家が率先して身を切る改革を行うことが筋道だと考え、報酬削減や議員定数の削減を実践した結果、大阪においては様々な改革を進めることができました。
このように政治家として取り組まないといけないことには力を尽くす所存ですが、様々な課題が複合的に絡み合う現代社会において、政治家としてだけではなく1人の大人としてやれること、やらないといけないことを模索しておりました。
一方、地元に目を向けると自治会加入率の低下や各種団体の高齢化によるコミュニティの希薄化がささやかれている中で、現状を変えるために「防犯ヤングサポート隊」や「ありがとうプロジェクト」など様々な活動をしてきました。
しかしこれは堺市だけではなく全国的な課題であり、より組織的に動ける形を模索しておりました。
そして、自分のルーツである建設業界は先人の努力により、日本人の心と歴史が育んだ世界に誇る技術を有していますが「キツイ、汚い、危険」とイメージも悪い中で慢性的な人手不足となり、次世代への技術継承が困難になっており、様々な経営者と建設業界のイメージアップについて議論を重ねてきました。
つまり、これまでは行政と地域の団体が役割分担をしながら住民が暮らしやすい環境づくりに努めてきましたが、行政の財政不足、各種地域団体の高齢化等により様々なひずみが出ている現状で「行政にも地域団体にもできない隙間を埋める役割」として建設業界が力を尽くす。
そういった「建設業界の力を使って地域から日本の複合的な課題解決に挑戦する団体」として
「一般社団法人 未来建設プロジェクト」を設立しました。
今後「地域の魅力発信」「地域教育の再生」「安心できるまちづくり」を基本方針に定めて、各地で様々なイベントを企画していきます。
直近の大きなイベントとしては2つ。
まずは8月、奈良で「こども建設王国inオプトボール」を開催
10月には堺市(出雲大社大阪分祠)で「第2回関西こども建設王国」の開催に向けて準備を進めていますがブース出店者の費用負担と協賛で予算組をしており「税金は一切いただきません」
そのため、メンバーと手分けをして出店と協賛のお願いのために企業廻りをしていますが、地域のために快く引き受けていただける企業の多さに感動です(>_<)
関西こども建設王国の開催目的
子ども達に向けて
・様々な業種の技能を体験してもらう
・地域の企業・お店を知ることでまちの魅力を伝える
・地元の大人から仕事の魅力、成功談、大人になる楽しさを伝える
・感謝の気持ちの大切さを伝える
保護者に向けて
・悪質訪問販売の対策講座の実施
・特殊詐欺(振り込め詐欺)の対策講座の実施
・防災意識の向上に向けた講座の実施
・各業種からの工事説明の実施
・子育て、教育のお悩み相談の実施
・スマホの使い方や課金の危険性の啓発
・健康、美容に関する講座の実施
地域に向けて
・出展企業、各種団体の PR、魅力発信
・CSR(社会的責任)企業の増加、企業価値の向上
・企業の経営者、従業員の意識向上
・企業と次世代のミスマッチングの防止
・地元飲食店の魅力発信、活性化
・地域コミュニティーの強化、深化
その他にも、高齢化で維持できないイベントのお手伝いや落書き消しイベント、各種講演会など地域が求める事を実現するために活動を行っていきます。
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